今回のご案内は、当店から約20km・クルマで50分ほどの距離、福岡市早良区にあるの「飯盛神社」を紹介致します。

福岡市西区の飯盛神社が鎮座する飯盛山は、東側の平野部の「高木、吉武地区」に「弥生時代」の遺跡、「吉武高木遺跡」がございます。こちらはいわゆる「三種の神器」が全て副葬されていた、もっとも古い時代の墓が発見された遺跡として知られています。

その様に古くから栄えた当地にある飯盛神社は神社脇にある石碑によると、「天の神様が地上に降臨した際に「伊弉册大神(いざなみおおかみ)」を主神に、天照皇大神と月読大神の三柱を祀り作られた」とされています。

また、「神功皇后(仲哀天皇のお妃にして、応神天皇(八幡様)の母)が三韓を平伏し凱旋の折、当宮の伊弉册大神へご挨拶に立ち寄った」
「貞観元年(859年)七月三日、清和天皇が、飯盛山山頂に上宮を建て、伊奘冉尊を祀り、中宮を建て、五十猛命を祀り、下宮を今の神社の地に祀る」とも石碑に記載されています。
とても歴史ある神社です。

この様に古代より信仰を集めた神社ですが、平安時代から戦国の世を経て土地も荒廃し、神社も老朽していきます。
しかし江戸時代なり、当地を治める筑前福岡藩の第2代藩主:黒田 忠之公の御寄進の沙汰や、野芥村の大庄屋:永嶌惣右衛門が飯盛山を全て買取し神社へ奉納したことにより完全復活を遂げ、現在に至ります。

現在の本社は、慶安3年(1650)黒田忠之公のご寄進により建立されたもので、安土桃山風三社流れ造の福岡市有形文化財に指定されています。

当神社は有数の流鏑馬の継承地で、10月には福岡市無形民俗文化財に指定されている「秋季大祭流鏑馬式(しゅうきたいさいやぶさめしき)」が執り行われます。

主神:伊弉册大神(いざなみおおかみ)、東王子:天照皇大神、西王子:月読大神と、天地創造の神と太陽と月の神を祀る当神社なので、ご利益は縁結びです。また、お子様が元気に健やかに育つご利益も御座います。

東王子:天照皇大神、西王子:月読大神は、共に本殿脇の境内末社にて、ご参拝いただけます。

飯盛山の山頂へ向かうと途中にある飯盛神社中宮社、そして山頂の上宮社へ参拝する事も出来ますが、本宮のすぐ近くに「文殊堂」という文殊菩薩を祀ったお堂があります。

飯盛神社の神宮寺真教院の跡地に建つこちらのお堂は、元弘3年(1333)仏師堪幸作の「文殊菩薩騎獅像(市指定文化財」)が安置されています。学業や特に試験(進学受検)にご利益がある仏様です。

福岡市郊外の自然豊かな当地を訪れて、古代から続くパワーとご縁を頂いてみてはいかがでしょうか?

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